
「雑にでも投稿する」と宣言した二年目、今回もその精神で。試してみたツールの第一印象、という一番ハードルの低いやつです。
お相手は、Sakana AI の新モデル Fugu。一般提供が始まったのが、なんと本日 2026-06-22。出たてホヤホヤを、さっそく触ってみました。
先に断っておくと、私は AI検証ガチ勢ではありません。ベンチマークも比較検証もしておらず、あくまで「普段の作業に使ってみた個人の感想」レベルの話です。Fugu というモデル自体の詳細も割愛します。
前提:いつもの環境
私は普段から Claude と Codex を契約しているので、今回も「いつものモデルと比べて Fugu はどうか」というゆるい物差しでの感想になります。
なお、いま最先端と呼ばれる Fable 5 や Mythos は手元にありません。Fable 5 は一般提供が差し止め中、Mythos はそもそも一般向けに提供されていないためです。比較はあくまで「いま普通に触れる範囲」での話だと思ってください。
何をさせたか
任せたのは、いくつかの 簡単なバグフィックスとパフォーマンス改善。いつもどおり、わりとアバウトな指示で投げてみました。
結果はなかなか良くて、Claude Opus 4.8 や GPT-5.5 のレビューでは出てこなかった問題を、Fugu はいくつか拾って直してくれました。別のモデルでは引っかからなかったところを掘り当ててくれたので、素直に「おっ」となりました。
所感:各作業を“しっかり考えてから”動く
一番感じたのは、一つひとつの作業をちゃんと考えてから手を動かしているという印象です。指示がアバウトでも「結局ここで何をすべきか」を噛み砕き、関連情報を大量に読み込んでから動いてくれます。
そのせいか 1ターンの実行時間は長めでした。ただこれは与えたタスクが「時間をかけて考えるべき作業」だったからで、もっと単純な作業なら短くなりそうです。じっくり考える分だけ遅い、という納得感のある遅さでした。
トークン消費について
サブスクリプションプランで契約していますが、トークンリミットの消費は Claude より早い印象です。
とはいえ「効率が悪い」と断じるのは早計でしょう。差し止め前に少しだけ触っていた Fable 5 の消費量もこれくらいだった気がするので、このクラスとしてはこんなものかな、と。大量に読み込んでしっかり考える挙動を見たあとだと、「それだけ働いてくれているなら」と納得できる程度の消費でした。
日本語のライティングは、これまでと大差なさそう
ちなみに、この記事自体も試しに Fugu に手伝ってもらいながら書いてみました。そこで感じたのは、日本語の文章ライティングについては、これまでのモデルと大差なさそうということ。とくに上手くも下手でもなく、良くも悪くもいつもどおり、という印象でした。光るものを感じたのはあくまでコードまわりで、文章はふつう、というのが正直なところです。
まとめ
Fugu の第一印象を雑にまとめると、こんな感じです。
- アバウトな指示でも、何をすべきかを考えてから関連情報を大量に読み込む
- Claude Opus 4.8 / GPT-5.5 の レビューで出てこなかった問題まで拾ってくれた
- じっくり考える分、1ターンの実行時間は長め(タスク次第で変わりそう)
- トークン消費は Claude より早いが、このクラスとしては妥当な範囲
- 日本語の文章ライティングは、これまでのモデルと大差なさそう
ガチ検証ではなく個人の感想ではありますが、「とりあえず考えてから動いてくれる、頼れるやつ」というのが正直な第一印象でした。気が向いたら、もう少し単純なタスクでの挙動も試してみたいところです。
雑な投稿を、と言いつつまたそこそこの分量になりましたが、今日はこのへんで。